イソシギ チドリ目シギ科(Tringa hypoleucos Linnaeus) 全長約20cm 留鳥 繁殖期には内陸の湖岸、川岸などにすみ、非繁殖期には海岸の磯、防波堤のすそなどにも出現する。水際を歩いてえさをあさり、尾をつねに上下に振っている。翼をあまり上げないで浅くはばたき、翼の先がけいれんするようなかわった翼の動きをして、岸から岸へ水面低くを飛ぶことが多く、そのときツイーリーリーリーという細い声を発する。秋の移動の時には、この声が夜空からきこえることがある。 背面は灰黒褐色ではっきりした軸斑がみえないこと、腹部の白斑が翼の付け根で食い込んでいること、飛翔時、翼に明瞭な白い線が出ること、尾をよくふること、はばたきが特殊であることが特徴。クサシギとは、形や色彩が似ているがクサシギのほうが大きいこと、飛んだときクサシギは腰が白くて翼には白線がないこと、はばたきがクサシギは、パッパッまたギクッギクッという感じで、本種はピリピリという感じであることで見分けられる。 |
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撮影日 10月20日、撮影地 潮見町 | ||
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